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意思を持った存在としての生命

   ↑  2012/02/05 (日)  カテゴリー: 哲学
すべての現象は科学で説明がつく、という考えは正しいでしょうか。

私は、どんなに科学が進んだとしても、生命、とりわけ「意思」を持った生命がなぜ存在しえるのか、という問いに、科学が完璧に答えられる日は来ないのではないか、と思います。

ここで言う意思とは、単純化すれば、例えば左手と右手がどちらも不自由なく動かせる状態で、どちらか手を挙げなさいと言われた時に、左手を挙げるか右手を挙げるかを自発的に決めて挙げること、あるいは左手にしようか右手にしようか考えて決定する心の働きそのものを指しています。

人間をはじめ高度な知性を持った生命は、肢体を動かすこと一つを取ってみても、こう動かしたいという「意思」で動かすことができますが、これは、物理学の観点から見ると、とても不思議なことではないでしょうか。

物理学では、ある全く同じ条件下に置かれた事象は、同じ現象を起こします。地上1mで手から離れた鉄球は、何回実験しても地面に向けて落下します。何百万回かに1回は、空に向かって上昇する、というようなことはありません。

ここで例に出している、どちらの手を挙げるかを決定して動かすことも、最終的には脳が判断して指令していることなので、脳の中での物理現象が結果を決めていると見ることもできます。
つまり、意思決定する直前の脳の状態を見れば、どちらの手を挙げる決定をするのかが、「既に決まっている」ということです。

あの時左手を挙げることも右手を挙げることもできたのに、私は右手を選んだ。と思っていたのは、実は脳内の物理法則に則って必然的に出た結果である――物理学的に説明すると、こうなってしまいます。

人間が自分の意思で行ってきたのだと思ってきたこと、それは実はすべて単に物理法則に則って結果の分かっていたことに過ぎないのでしょうか。物を作り、文章を書き、苦しくて息を切らせながらもゴールを目指して走り、宇宙にロケットを打ち上げ、といった、自分の意思で行ったと思ってきたことは、本当に脳内の物理法則の結果に過ぎないのでしょうか。

私は、否と答えたい。物質的には脳なくして心の存在はないだろうと、以前の記事で書きましたが、上記のように科学ですべて説明がつくとは、どうしても思えません。

左手を挙げるか右手を挙げるか、迷いに迷った挙げ句、やはりその先には、どちらを選ぶかは私の「意思」にゆだねられているのだと思います。決まっているのではなく、どちらも「選べる」のです。

こういう観点から見ると、タイトルの「意思を持った存在としての生命」この存在は、単に科学で説明のつく自然現象に過ぎない、とは言えないのではないでしょうか。とても不思議な存在です。

複雑に原子が組み合わされてできただけの入れ物に「私」という心、意識が宿っている。私はその体を抜け出すことはできないが、確かに存在する。これは不思議ですが、事実です。

心のない、ただの機械であれば、喜怒哀楽も感じることはないでしょう。プログラムに従って命令を実行するだけですし、壊されそうになっても叫びません。
私たち人間は、心を持ってしまったが故に、その心が無になってしまう「死」に対する恐怖を感じ、それをどうにかして克服しようと、哲学や宗教を生み出してきたのではないでしょうか。

今回は、私が死について考え始める前提となった、生命に宿る「私」の存在を、意思は科学で説明できるかという観点から、書いてみました。
高校時代に物理学を学んだことがないので、おかしい部分等がありましたらご指摘くださると幸いです。
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